A.経営が目標に向かう航海であるとすると、経営戦略は航海図の役割を果たし、経営上の意思決定の指針となります。 |
不正解です。
(解説)
環境の変化に対応し、如何に経営の舵取りをしていくかが、企業の命運が分かれるといえます。その舵を取る際、航海図がなければ船は路頭に迷うことになります。経営とは目標に向かう航海であり、戦略は航海図の役割を果たし、経営上の意思決定の指針となります。 |
B.戦略が顧客のニーズに合致していなければ、それに基づいて実施される製造、営業、マーケティング、販売なども成果は上がらず、企業は成長することができない。 |
不正解です。
(解説)
とるべき戦略が間違っていれば、それに従って実行される実行段階でのオペレーションも間違っていることになります。つまり戦略が顧客のニーズに合致していなかったり、競争上の優位性が構築されていなければ、企業は成長することができないということです。 |
C.経営戦略に基づく経営戦術はより具体的である分、より重要となってくる。 |
正解です。
(解説)
この文章には誤りがあります。経営戦術のほうがより具体的だとおいうのは正しいのですが、それが、経営戦略より重要ということはありません。どちらも大切なのですが、おきな枠組みである戦略の方が現代では重要視されています。 |
D.「経営環境の把握−ドメインの確立−事業の選択−事業戦略の確立−戦略実行・コントロール」これは基本的な経営戦略の策定とプロセスを表している。 |
不正解です。
(解説)
経営理念も含め、経営環境の把握から戦略実行・コントロールまで一貫性を持つことが重要になってきます。そのために、この5つのプロセスの中に戦略を伝達するという大事な過程も含まれることになるのです。 |
E.経営戦略は非常に重要であり、さまざまな科目での知識、経験、思考技術をフルに活用して行う総合的な科目である。 |
不正解です。
(解説)
経営戦略は非常に重要であり、MBAプログラムの中でも、今までに学習してきた「マーケティング」「クリティカルシンキング」「会計」「財務」「人と組織」といった科目での知識、経験、思考技術をフルに活用して行う総合的な最重要科目として捉えられています。 |