日経Biz GTF

日経BizGTF

MBA流キャリアマネジメント塾
MBAドリル
eラーニング「通勤大学MBA実践講座」
Q22
結論を導き出すことにロジックツリーの考えを実用していない例を次の5つの中から選んでください。
A.消費者のニーズを捉え、それに適するマーケティングミックスを展開していく。
B.消費者は誰か、その人は何を求めているかを調べる。
C.消費者が決まったら、その人たちが気に入る商品を揃え、価格を決める。
D.さらに業者の選別、商品のサイズ、色、陳列の仕方など具体的行動をする。
E.営業のやる気が低下している原因を深く掘り下げ、階層ごとにかぶらないか、もれがないか確認する。
【回答】
A.消費者のニーズを捉え、それに適するマーケティングミックスを展開していく。
正解です。

(解説)
これはロジックツリーの考え方を実用していません。この事例のような解決策では、一見いかにももっともらしいことをいっているように聞こえますが、まず、消費者は誰か、その消費者のニーズは何か、そしてその消費者がひきつけられる商品は何かを明らかにしなければなりません。

B.
不正解です。

(解説)
ロジックツリーのポイントは、MECEの考え方を使って、上位概念を下位概念にツリー状に論理的に分解していくということです。この事例では、まず消費者を、そして彼らの求めているものを、という具合に深く掘り下げていっていることが分かります。

C.
不正解です。

(解説)
ロジックツリーのポイントは、MECEの考え方を使って、上位概念を下位概念にツリー状に論理的に分解していくということです。この事例では、まず消費者を、そして商品、価格というようにロジックツリーに従って思考を行っていることがわかります。

D.
不正解です。

(解説)
ロジックツリーのポイントは、MECEの考え方を使って、上位概念を下位概念にツリー状に論理的に分解していくということです。この事例では、まず業者を、そして商品の仕様、それらの陳列の方法を、という具合に深く掘り下げていっていることが分かります。

E
不正解です。

(解説)
ロジックツリーのポイントは、MECEの考え方を使って、上位概念を下位概念にツリー状に論理的に分解していくということです。従ってこの考え方はまさに、ロジックツリーそのものですね。
   

Copyright 2004 Nikkei Human Resources, Inc., all rights reserved.
Global Taskforce K.K., all rights reserved.
日経Bizキャリア グローバルタスクフォース 日経BizGTF