A.プロモーション政策の際は、プロモーションを受けるターゲットは誰かということについて考えることが最低限必要となる。 |
不正解です。
(解説)
P・コトラー氏は以下の4つの点を考えなければならないことを述べています。@ メッセージを伝える「受け手」は誰か、そしてどのような反応を望むのかを知らなければならない。A ターゲットである受け手が通常メッセージをどう解釈するかを考慮して、メッセージの記号化を行わなければならない。 B ターゲットにメッセージを伝達するのに適した媒体を選択する必要がある。 C 受け手のメッセージに対する反応を確認するためのフィードバック・チャネルを開発しておく必要がある。従ってこの文章は正しいことになります。 |
B.プロモーションの予算を決めることもプロモーション政策において必要なことである。 |
不正解です。
(解説)
プロモーションの策定手順は@ターゲット視聴者の明確化・Aコミュニケーション目標の決定・メッセージデザイン・Cプロモーション・チャネルの選定・ Dプロモーション総予算設定・Eプロモーション・ミックスの決定という6つの手順からなります。予算も立派なプロモーション政策の一つです。 |
C.パブリシティとは、無料で、信頼性が高いが、企業からのコントロールが不可能であるプロモーション手段である。 |
不正解です。
(解説)
パブリシティというのは、テレビ、新聞、雑誌などにおけるニュース・記事などの原則無料の公的メディアのことです。費用的にはゼロであり、信頼性が高いため、好意的な内容であれば効果的ですが、反面、企業にとってコントロールが不可能であり、思い通りのメッセージが伝わらない可能性があるというデメリットもあります。 |
D.広告にはいろいろあるが、口コミも広告の一種である。 |
正解です。
(解説)
この文章は誤りがあります。広告とは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など、有料で主にマスをターゲットとしたプロモーション手法のことを言います。したがって無料で企業側から操作の仕様がない口コミというのは広告には含まれません。 |
E.広告の媒体を選択するために、各媒体について長所と短所を把握しておくことは必要になってくる。 |
不正解です。
(解説)
伝えるべきメッセージが決まったら、次は実際に広告を載せる媒体の選択をします。媒体にはそれぞれ長所と短所があるため、ターゲットや目的に合致し、コスト効率の高い媒体物を選択する必要があるのです。 |