A.毎年同じキャッシュフローがある場合 |
正解です。
(解説)
これは問題ないでしょう。キャッシュフローが毎年一定だと、それを永続価値として計算できます。 |
B.耐用年数の違う二つの製品のコストを比較する場合 |
正解です。
(解説)
例えば、耐用年数が3年と5年の製品があります。それらの1年あたりの維持費をくらべることでどちらを採用するかを決めるとします。さて、そのためには3年の製品について3年分のコストを求めないといけません。そのときに、現在からコストが永続するとしたときのコストから、3年後からコストが永続した場合のコストを引くことで3年分のコストがでるわけです。ここに、永続価値の考えを使っているといえます。 |
C.キャッシュフローが安定しない場合 |
不正解です。
(解説)
永続価値という考え方はキャッシュフローが安定だと言う仮定の下成り立っています。従って、キャッシュフローが不安定な状態では永続価値の考え方は使えません。 |
D.ある一定期間のキャッシュフローをもとめる場合 |
不正解です。
(解説)
これは、普通のキャッシュフローの計算なので、永続価値の考え方は用いません。 |
E.毎年、一定の割合でキャッシュフローが増加する場合 |
正解です。
(解説)
永続価値の公比1/(1+r)を(1+g)/(1+r)とすることで永続価値を用いてキャッシュフローを計算できます。(ただし、gは成長率)ここに、永続価値の考え方を用いるのです。 |