A.株価下落がわかっている株を所持している。 |
不正解です。
(解説)
この問題のポイントはファイナンスにおいてリスクという言葉が何を表すかというところにあります。ファイナンスにおいてリスクは「不確実性」を表します。従って株価下落が分かっている株を持つということにリスクはありません。ちなみに、このリスクは空売りという手段で確実に回避することができます。 |
B.優良企業と名高い会社に投資する。 |
正解です。
(解説)
この問題のポイントはファイナンスにおいてリスクという言葉が何を表すかというところにあります。ファイナンスにおいてリスクは「不確実性」を表します。たとえ、優良企業であろうがなかろうが、その確実な情報なしに投資を行うことはリスクがあるといえます。 |
C.買収した場合のキャッシュフローを考慮したうえでM&Aをする。 |
不正解です。
(解説)
この問題のポイントはファイナンスにおいてリスクという言葉が何を表すかというところにあります。ファイナンスにおいてリスクは「不確実性」を表します。従って、このケースでは事前にキャッシュフローが計算されており、不確実性が排除されていると考えて差し支えありません。 |
D.3ヵ月後、自社が借り入れしているしている銀行の金利が上昇することになった。 |
不正解です。
(解説)
この問題のポイントはファイナンスにおいてリスクという言葉が何を表すかというところにあります。ファイナンスにおいてリスクは「不確実性」を表します。従って、金利が上がると分かっている状況においては、不確実性はありません。ちなみに、このリスクに関しては、金利スワップという方法で確実に回避することができます。 |
E.国債を買う。 |
不正解です。
(解説)
この問題のポイントはファイナンスにおいてリスクという言葉が何を表すかというところにあります。ファイナンスにおいてリスクは「不確実性」を表します。従って、国債というのは確実に国によってリターンが補償されていますので、無リスクであるということができます。 |