日経Biz GTF

日経BizGTF

MBA流キャリアマネジメント塾
MBAドリル
eラーニング「通勤大学MBA実践講座」
Q43
組織IQは次の5つによって定量化することができます。1.外部情報における認識、2.意思決定機構の構築、3.事業ネットワークの活用、4.組織フォーカス、5.内部における知識流通。では、この5つの指標を2つにグループ分けをしたとき、何と何という指標でグループ化されますか。その指標の正しい組み合わせを次の中から選んでください。
A.情報活用と意思決定機構
B.情報活用と資源活用
C.客観的視点と主観的視点
D.事業部制と本事業部制
E.ミクロ視点とマクロ視点
【回答】
A.情報活用と意思決定機構
不正解です。

(解説)
企業における情報処理プロセスには、いくつかの機能が存在します。まず情報を「獲得」し、その知識を「共有・分析」して、最終的には戦略を「決定」します。この戦略づくりの前工程は情報に関係するので“情報活用系”と呼ばれます。次に、戦略が決定された後は、経営資源を効率的に「集中」し、その組織は積極的に知識を「創造」していくことが求められます。この後工程は“資源活用系”と呼ばれます。 この場合、1.2.5が情報活用系、3.4が資源活用系ということになります。

B.情報活用と資源活用
正解です。

(解説)
企業における情報処理プロセスには、いくつかの機能が存在します。まず情報を「獲得」し、その知識を「共有・分析」して、最終的には戦略を「決定」します。この戦略づくりの前工程は情報に関係するので“情報活用系”と呼ばれます。次に、戦略が決定された後は、経営資源を効率的に「集中」し、その組織は積極的に知識を「創造」していくことが求められます。この後工程は“資源活用系”と呼ばれます。 この場合、1.2.5が情報活用系、3.4が資源活用系ということになります。

C.客観的視点と主観的視点
不正解です。

(解説)
企業における情報処理プロセスには、いくつかの機能が存在します。まず情報を「獲得」し、その知識を「共有・分析」して、最終的には戦略を「決定」します。この戦略づくりの前工程は情報に関係するので“情報活用系”と呼ばれます。次に、戦略が決定された後は、経営資源を効率的に「集中」し、その組織は積極的に知識を「創造」していくことが求められます。この後工程は“資源活用系”と呼ばれます。この1〜5はどれも客観的なものであるために、このわけ方は不可能です。

D.事業部制と本事業部制
不正解です。

(解説)
事業部制と本事業部制というのはビジネス用語ですが、企業の組織制度の分類方法で、この場合の分ける指標としては不適切です。

E.ミクロ視点とマクロ視点
不正解です。

(解説)
企業における情報処理プロセスには、いくつかの機能が存在します。まず情報を「獲得」し、その知識を「共有・分析」して、最終的には戦略を「決定」します。この戦略づくりの前工程は情報に関係するので“情報活用系”と呼ばれます。次に、戦略が決定された後は、経営資源を効率的に「集中」し、その組織は積極的に知識を「創造」していくことが求められます。この後工程は“資源活用系”と呼ばれます。この場合は、どの過程においても、ミクロとマクロの両方の視点が含まれていますので、このわけ方は不適切です。
   

Copyright 2004 Nikkei Human Resources, Inc., all rights reserved.
Global Taskforce K.K., all rights reserved.
日経Bizキャリア グローバルタスクフォース 日経BizGTF