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Q9
環境分析の3Cの中で、明らかに誤りのあるものを次の中から一つ選んでください。
A.3CのCとは、"costomer"、"company"、"competitor" の3つの頭文字をとって3Cという。
B.顧客分析によって自社の機会と脅威が分かる。
C.自社分析によって自社の機会、脅威だけではなく、強みと弱みまで分かる。
D.競合分析によって自社の機会と脅威がわかる。
E.この3C分析を緻密に行うことで自社のSWOT分析のマトリックスが完成する。
【回答】
A.3CのCとは、"costomer"、"company"、"competitor" の3つの頭文字をとって3Cという。
不正解です。

(解説)
環境分析の一つである3C分析は、事業全体の現状を大きく顧客“Customer”、競合“Competitor”、自社“Company”この3つをしっかり把握しておくことによって、MECEに自社の経営環境の現状を分析することができる、という分析手法です。

B.顧客分析によって自社の機会と脅威が分かる。
不正解です。

(解説)
環境分析の一つである3C分析は、事業全体の現状を大きく顧客“Customer”、競合“Competitor”、自社“Company”この3つをしっかり把握しておくことによって、MECEに自社の経営環境の現状を分析することができる、という分析手法です。顧客分析は競合分析と同様で、外部分析の一つで、これから機会と脅威が分かります。

C.自社分析によって自社の機会、脅威だけではなく、強みと弱みまで分かる。
正解です。

(解説)
環境分析の一つである3C分析は、事業全体の現状を大きく顧客“Customer”、競合“Competitor”、自社“Company”この3つをしっかり把握しておくことによって、MECEに自社の経営環境の現状を分析することができる、という分析手法です。自社分析は内部分析であるために、機会や脅威といった外部環境に関しては導出されません。

D.競合分析によって自社の機会と脅威がわかる。
不正解です。

(解説)
環境分析の一つである3C分析は、事業全体の現状を大きく顧客“Customer”、競合“Competitor”、自社“Company”この3つをしっかり把握しておくことによって、MECEに自社の経営環境の現状を分析することができる、という分析手法です。競合は顧客と同様外部分析の一つで、これから機会と脅威が導出されます。

E.この3C分析を緻密に行うことで自社のSWOT分析のマトリックスが完成する。
不正解です。

(解説)
環境分析の一つである3C分析は、環境分析をMECEに行っているので、SWOT分析のマトリックスが完成します。
   

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